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家を壊すのに必要な費用はどのくらい?更地にするまでの流れとは

2024年01月27日

家の取り壊しを検討している方のなかには、「家を壊すのに必要な費用はどのくらい?」「なるべく費用を抑えたいが、どうすればよいか分からない」と悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は、家を壊す際にかかる費用についてご紹介します。

家を壊す費用が変動するポイントや安く抑えるコツを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

家を壊すのに必要な費用はどのくらい?更地にするまでの流れとは

家を壊すのに必要な費用の相場

家を壊すのに必要な費用の相場は、主に以下のとおりです。

家の種類相場(1坪当たり)
木造住宅4~5万円
鉄骨住宅6~7万円
鉄筋コンクリート住宅6~8万円

表の価格を参考に30坪の住宅を解体する際、木造住宅で120~150万円、鉄筋コンクリート住宅で180~240万円かかることになります。

この場合、木造住宅の方が鉄骨や鉄筋コンクリート住宅に比べて安価に済ませられるでしょう。

しかし、実際に見積もりを出すと、木造住宅でも300万円以上かかるケースも。

家の特徴によって価格が大きく変動することが考えられます。

家を壊す費用が変動するポイントとは

家を壊す費用は、家の特徴によって大きく変わります。

それぞれについて詳しく説明します。

家の構造

家を壊す際に費用に大きく関わってくる構造のポイントは、以下のとおりです。

・木造や鉄骨、鉄筋コンクリートなど種類の違い

・1階建てや2階建てなど階数の違い

・屋根や基礎部分の割合の違い

たとえば、同じ坪数の場合は1階建てに比べて2階建ての方が壊す費用を抑えることができます。
2階建ての場合、1階建てに比べて屋根や基礎部分の割合が減ります。
そのため、解体の手間が大幅に減らせるでしょう。

手間が多ければ多いほど、家を壊すのに費用が必要です。
地下に部屋があるタイプの家は、重機を使い土地の埋め立て作業をします。
このような場合も、解体するのに時間を要するため費用もかかります。

家の立地

家を壊す際に費用が高くつく立地は、主に以下のとおりです。

・土地が狭く重機が入れない

・近隣の道路が狭く作業スペースがない

・家と家の間が狭く隣地と近接している

立地は、作業にかかる人件費に影響します。たとえば、土地が狭く重機を使った作業が難しい場合は、手作業の割合が増えます。

近隣の道路が狭い、道路が曲がりくねっている、通学路があるなどの立地では交通整備が必要となり、その分人員を補充しなくてはなりません。
また、隣地と家が近い場合は慎重に作業を進めなくてはならず、解体しにくいため費用が高額となるでしょう。

ほかにも、電線が多く通っている立地では重機での作業が難しくなります。
慎重に作業を進める必要がある場合や人員を増やさなくてはならない条件が重なると、家を壊す費用も高額になります。

アスベストの影響

アスベストは別名「石綿」と言います。1975年より前に立てられた建物には、断熱材としてアスベストを使用していました。
アスベストは空気中に浮遊し人体に大きな影響を及ぼすことから、現在は有害物質に指定されています。

解体時には、アスベストが飛散しないよう特別な処理が必要なため、アスベストがある家を壊す際は費用がかかります。
1坪あたり10万円を超える場合も。

木造住宅では使用されている割合は少なく、主に鉄筋コンクリート住宅で使用されていたため、鉄筋コンクリート住宅を壊す際は事前調査が必要です。

家を壊す費用を抑える3つのコツ

家を壊す費用をできるだけ抑えたい方は、以下でご紹介する3つのコツを試してみてください。

それぞれについて詳しく説明します。

見積もりは複数の業者を利用する

家の取り壊しを業者にお願いする際は、複数の業者に見積もりの依頼をしましょう。

複数の業者に見積もりをすれば相場を知ることができ、安価な業者や高額請求をしている業者の区別をつけられます。

また、怪しい業者との契約を回避できたり、契約後のトラブルを防げるなどメリットが多いです。見積もりは2~3社にお願いすると良いでしょう。

ゴミや雑草は自己処分しておく

家を壊す費用を安く済ませたい方は、家庭ゴミや庭で出るゴミをあらかじめ処分しておくのがおすすめです。

家庭ゴミは一般廃棄物に分類されますが、解体工事で出るゴミは産業廃棄物に分類されます。

解体工事業者は免許を保有しゴミを処理しますが、一般廃棄物の処理に必要な免許は持っていない場合が多いです。
そのため、家を壊す際に一般廃棄物に分類される家庭ゴミが散乱していると、外注費用が加算されます。

解体業者のなかには、家庭ゴミが残っていると見積もり算出をお断りする業者も。
また、庭など敷地内に雑草や樹木がある場合は、除去するのに別途費用がかかります。

家を壊す費用を安く済ませたい場合は、不要な物はゴミやリサイクルに出して処分したり友人に譲ったりなどし先に処分してから解体工事業者に見積もりをお願いするのが良いでしょう。

申請や手続き作業は自分でする

家を壊す際に必要な申請や届け出は、主に以下のとおりです。

・道路使用許可申請書の届け出

・解体工事後の建物紛失登記の申請

・建設リサイクル法の事前申請

家の取り壊しを解体工事業者に依頼すると、代金のなかに書類の申請代行の費用も加算されます。

業者との契約料金を安く抑えたい場合は、上記の申請や届け出を自分で行うのがおすすめです。
解体業者へ依頼する際は、手続きを個人で行いたいことと解体費用を抑えられないか交渉してみましょう。

まとめ

家を壊すのに必要な費用は、木造住宅で4~5万円、鉄筋コンクリート住宅で6~8万円が相場です。

家の種類だけでなく、家の構造や立地などによって価格が変動するでしょう。

家を壊す費用を抑えたい場合は、家庭ゴミを前もって処分するなどし、見積もりをすぐに出せる状態にしておくのがおすすめです。

家を壊す費用が変動するポイントや安く抑えるコツを知りたい方は、本記事を参考にしてください。

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